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 これから佐野日大を受験し、部に入部希望をしている中学生に贈る!
    ~3年生の思い出~
 10ヵ月前、一人だけの3年生であったM君から主将を引き継いだ。
主将を決めたのは3年生と2年生の投票によるものであった。
主将は、経験者でもなく・1年生のときから支えたものではなかった。
入部半年足らずの主将を指名したのであった。
この選択は、通常の運動部では考えられないものであったかもしれない。
監督と部員の絆をつなぐものとして、彼らなりにベストな選択をしたのであろう。
細かい事を気にしないようであってもバランス感覚のある心をもった仲間は、
私たちが考える以上に結束が強く仲が良い。
だからこそ、短期間に結束力のある良いチームが形成できたのであろうと思う。
部員を増やそうと一生懸命だっただけに、3年生は2年生や1年生を大事にしていた。
1年生自身も、2年生3年生を先輩として節度を保ちながらも良く話している姿を見る事が出来る。
上級生は、学年が上がるごとに きつい練習をするものと自然に考えている。
1年生には決して根性だけで頑張れとは言わない。
今この時も2年生は自分の練習姿を通して、下級生に無言で語りかけているにちがいない。
 1年前、やっと試合ができる人数が集まった頃、いきなりの強豪校との練習試合を思い出す。
人のやること、ボールを落としても仕方ない。
それをいかに仲間がつなぐ事が大事かという事を、11月4日最後の最後まで監督は教えてくれた。
 監督は、弱かったこのチームの選手それぞれを 大きな声で良く誉めた。
タックルの甘い選手には、名前を呼んで「勇気を出せ!」と まったく怒ることはせず激励した。
「もしかしたら、結構良いチームになるのかな?」と素人の第6感をはたらかせた。
そんな監督も、汚いプレーや生活面で乱れそうになった時
”常に紳士であれ”と烈火のごとく本気で怒る。
連帯責任とばかりにその日の練習は平気で止めてしまう。
普段は、温厚で決して怖い人ではない。
だから、逆に監督を信頼し選手たちは誰ひとり辞めずについてきたのだろう。
”来るものは拒まず、去る者は追わず”監督の心情だ。
ラグビーだけでなく、部員達に起こった悩みを体当たりで真剣に一緒に悩み解決するまで努力する。
何があろうと、決して見放そうとはしない。
これが、佐野日大ラグビー部監督  その人なのだ。
 監督は、今もこのような事は知らないと思うが
練習中のとき、名指しで「結構良いキックしているな」と言われれば、
家に帰ってきて、いつも腹をすかし疲れきって気が立っている子供も
「俺って、高校日本代表クラスかもしれない。」と冗談を言い、上機嫌な状態を長くキープしているのだ。
その光景を親として微笑ましく見ているが、
私が思うに、やはり監督は部員にとってレジェンドであり
きっと1つ怒ると幾重にもマイナスにはたらくが、
きめ細かく1人1人の良いところを誉めれば誉めるほど
階段的に上達し何倍にもチームの力となり戻ってくるはずである。
親がプレーを誉めるより、監督に誉められる一言は、
親の何百倍もの誉め言葉に匹敵し、下手な練習よりもプレーヤーとしての
大きな成長につながるものとなるだろう。
多分、このようなことは部員の父兄みんな経験しているのではないだろうか。
今となっては、みんな良い思い出だ。
 昨年のこの大会をふり返ると力の差がある相手校に対し、モールからのトライ
コロコロキック、パスカット、遠いところからのペナルティキックと自分達が
教わった全てを出しつくせ得点できた喜びに皆で涙した。
その後、技術が上がるごとにタフになり、もう涙する事はないものと思った。
図らずも1年後のこの日、皆が力を出しつくし、人を憚らず涙した。
ラグビーを通じ得たものは、計り知れないに違いない。
彼らは、次のステージに移り、きっと活躍する姿を現すに違いない。
その時を、楽しみにしよう・・・・・・・・・・・・・・・

 追伸~
   今年2月より、佐野日大ラグビー部をみんなが応援している事のメッセージを
  伝えたいと始めたこのブログについてですが、
  11/10 (土)現在 
  訪問していただいたのは、7607人にいたり
  39940ページになる閲覧をしていただきました。
  私自身、無学であり乱筆を省みず我が息子と仲間たちのために
  何かをしたい、何かを始めなければとの思いだけで運営を始めました。
  本当であれば、皆さんのメッセージを載せられれば
  もっと良かったのだろうと反省しています。
  私のペンを置く事もまじかであると思いますが、
  盛りたてていただきました事、皆さんにお礼申し上げる次第です。
  
HP管理者

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