佐野日本大学高等学校ラグビー部

          このブログは、佐野日本大学高等学校ラグビー部を全面的に支援するために立ち上げたブログです。

2012年11月

内容、個人情報上問題がある場合・学校及び、ラグビー部の名誉を傷つける事象が発生した場合、即座に削除又は支援を中止しクローズする事をご了承下さい。

2012年11月25日佐野ラグビー祭_エキシビジョンマッチを終えて

本日、佐野市運動公園多目的競技場に於いて、晴天の中
予定通り試合が行われました事をお伝えいたします。
まず、佐野高等学校・佐野日大高等学校・佐野松桜高等学校の順に20分間
桐生第一高等学校と対戦させていただきました。

エキシビジョンマッチとはいえ、多くの3年生が抜けた後の
初めての試合で、チームとして成り立ってくれるのかと心配していまたが
2年生を中心に前に行こうとする気迫を感じる良い試合でした。
まだ、完全なメンバーが揃わぬ中での試合であり
修正点は、多々あると思います。
しかし、今の時期でミスを恐れず前に行くラグビーが出来たことは
良かったと思います。
もっともっと実績と自信をつけ、皆で信頼しあい声を掛け合い戦う良いチーム作りを
されるよう願っています。
又、本日は引退した多くの3年生が下級生の為に駆けつけてくれたこともお伝えいたします。
1年生~3年生の父兄が多く応援に来ていただきありがとうございました。
画像をクリックするとPICSで画像が大きくなります。(右側の△ボタンで画像がスクロール出来ます。)
  皆、堂々と入場していました。 
   
 新チーム主将_後は頼んだ!  
   
   
 監督と応援の3年生の皆さん  応援の皆さん

黒桜 の 詩_第92回全国高等学校ラグビー大会_準決勝2

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 これから佐野日大を受験し、部に入部希望をしている中学生に贈る!
    ~3年生の思い出~
 10ヵ月前、一人だけの3年生であったM君から主将を引き継いだ。
主将を決めたのは3年生と2年生の投票によるものであった。
主将は、経験者でもなく・1年生のときから支えたものではなかった。
入部半年足らずの主将を指名したのであった。
この選択は、通常の運動部では考えられないものであったかもしれない。
監督と部員の絆をつなぐものとして、彼らなりにベストな選択をしたのであろう。
細かい事を気にしないようであってもバランス感覚のある心をもった仲間は、
私たちが考える以上に結束が強く仲が良い。
だからこそ、短期間に結束力のある良いチームが形成できたのであろうと思う。
部員を増やそうと一生懸命だっただけに、3年生は2年生や1年生を大事にしていた。
1年生自身も、2年生3年生を先輩として節度を保ちながらも良く話している姿を見る事が出来る。
上級生は、学年が上がるごとに きつい練習をするものと自然に考えている。
1年生には決して根性だけで頑張れとは言わない。
今この時も2年生は自分の練習姿を通して、下級生に無言で語りかけているにちがいない。
 1年前、やっと試合ができる人数が集まった頃、いきなりの強豪校との練習試合を思い出す。
人のやること、ボールを落としても仕方ない。
それをいかに仲間がつなぐ事が大事かという事を、11月4日最後の最後まで監督は教えてくれた。
 監督は、弱かったこのチームの選手それぞれを 大きな声で良く誉めた。
タックルの甘い選手には、名前を呼んで「勇気を出せ!」と まったく怒ることはせず激励した。
「もしかしたら、結構良いチームになるのかな?」と素人の第6感をはたらかせた。
そんな監督も、汚いプレーや生活面で乱れそうになった時
”常に紳士であれ”と烈火のごとく本気で怒る。
連帯責任とばかりにその日の練習は平気で止めてしまう。
普段は、温厚で決して怖い人ではない。
だから、逆に監督を信頼し選手たちは誰ひとり辞めずについてきたのだろう。
”来るものは拒まず、去る者は追わず”監督の心情だ。
ラグビーだけでなく、部員達に起こった悩みを体当たりで真剣に一緒に悩み解決するまで努力する。
何があろうと、決して見放そうとはしない。
これが、佐野日大ラグビー部監督  その人なのだ。
 監督は、今もこのような事は知らないと思うが
練習中のとき、名指しで「結構良いキックしているな」と言われれば、
家に帰ってきて、いつも腹をすかし疲れきって気が立っている子供も
「俺って、高校日本代表クラスかもしれない。」と冗談を言い、上機嫌な状態を長くキープしているのだ。
その光景を親として微笑ましく見ているが、
私が思うに、やはり監督は部員にとってレジェンドであり
きっと1つ怒ると幾重にもマイナスにはたらくが、
きめ細かく1人1人の良いところを誉めれば誉めるほど
階段的に上達し何倍にもチームの力となり戻ってくるはずである。
親がプレーを誉めるより、監督に誉められる一言は、
親の何百倍もの誉め言葉に匹敵し、下手な練習よりもプレーヤーとしての
大きな成長につながるものとなるだろう。
多分、このようなことは部員の父兄みんな経験しているのではないだろうか。
今となっては、みんな良い思い出だ。
 昨年のこの大会をふり返ると力の差がある相手校に対し、モールからのトライ
コロコロキック、パスカット、遠いところからのペナルティキックと自分達が
教わった全てを出しつくせ得点できた喜びに皆で涙した。
その後、技術が上がるごとにタフになり、もう涙する事はないものと思った。
図らずも1年後のこの日、皆が力を出しつくし、人を憚らず涙した。
ラグビーを通じ得たものは、計り知れないに違いない。
彼らは、次のステージに移り、きっと活躍する姿を現すに違いない。
その時を、楽しみにしよう・・・・・・・・・・・・・・・

 追伸~
   今年2月より、佐野日大ラグビー部をみんなが応援している事のメッセージを
  伝えたいと始めたこのブログについてですが、
  11/10 (土)現在 
  訪問していただいたのは、7607人にいたり
  39940ページになる閲覧をしていただきました。
  私自身、無学であり乱筆を省みず我が息子と仲間たちのために
  何かをしたい、何かを始めなければとの思いだけで運営を始めました。
  本当であれば、皆さんのメッセージを載せられれば
  もっと良かったのだろうと反省しています。
  私のペンを置く事もまじかであると思いますが、
  盛りたてていただきました事、皆さんにお礼申し上げる次第です。
  
HP管理者続きを読む

黒桜の詩_第92回全国大会予選_準決勝

20121005_下野新聞


 
たった5人のラグビー部を知る代がこの試合を最後に引退する。
まず始めたのは、荒れた部室の掃除、そして長年の壁の落書きをみんなで消した。
軟式野球部と分け合うグランド!照明もなければ、ゴールも無い
監督が就任するまでは、ただ5人でボールをひたすらキックした。
ただ、1個のボールを追いかけた!戦術もボールまわしも無い。
毎日ボールを追いかけるうちに部員が1人づつ集まった。
しかし、大会に出るのは いつもぎりぎりの人数だった。
OBも部員も足りない中で、試合の合わせの練習など出来ない。
1人怪我をすれば、試合は出来ない緊張の日々は続いた。
それどころか、人数がいないのでウォーターボーイを監督自ら走り廻った夏。
監督の姿に腕組みをして練習を見守る姿は無い。
部員といっしょに汗をかき、ひたすらいっしょに練習している。
自分が子供の立場なら、いっしょにラグビーをしてみたいと思った。
去年の南部大会は、新部員ばかりでルールがみんなわからない
ただひたすら分けもわからず突進した。
勝っているのか負けているのか選手自身全くわからなかった。
ゼロからの出発どころかマイナスからの出発!
個性派がそろった この代の部員達。
先生もまとめるのが大変だっただろう!
「3年になったら受験だから辞めてやる」って言っていた3年生達。
でも、最後まで辞めるものは一人もいなかった!
いつの間にかラグビーの本質がわかったらしい。
ラグビー部員を見ている人は、みな口々に言う。
変わったねと!
通学の電車でも、老人や大変そうな人に自然に席が譲れるようになった。
学校行事の交通整理も誰に指示されなくとも組織的にきっちり出来るようになった。
生活習慣でいえば、紳士になったのだ。
キャプテンシーも育った。
センスが良い子やベースのある経験者がいる子供たちを教えるのは意外と楽だろう!
しかし、何も知らない この子たちを教えた1年間、意外にも
その進化の伸びの凄さに驚いたのではないだろうか!
教えたことを皆、不器用であるが何でも吸収した。
監督にとっても 共に勉強になった事は、多かったであろうと想像する。
強豪校と何度も戦って跳ね返された!
大会直前まで1年間、負けて負けて負け抜いた。
いったい何度負けたのだろう。勝ちの味を知らない、トライまでのゴールが遠い。
ボールを落とし、パスミスばかりしていた。
怒りたかったであろう。情けなかったであろう。
果たして最後の大会までに間に合うのだろうか。
どうしたら勝てるのか分けがわからなくなって
相手の強豪校の監督やコーチに試合後、2年生を連れて佐日のどこが悪いのかと
3年生自ら頭を下げ聞きに行った。(壁無く親身になって教えてくれた。)
この11月04日だけのために練習してきた。
この日の為に何でも耐えられた。
そんな心配を払拭し、チームは最高の状態に完成されていた。
そこに、細かい事に口を出す監督はいない。
「信頼と自信」という単純な言葉では言いあらわしたくないに違いない。
そして、
この試合は、お前達のものだと無言で行っていたに違いないのだ。
負け惜しみではなく監督に言いたい!
花園に行くのも名将。
しかし、フォワードのチームからフォワード&バックスの融合するチームを
短期間に育て、弱小チームの伸びシロを最大限に長く強くできた監督!
真にあなたも名将だと言いたい。

 先に藤掛監督は、3年生だけを集め こう言った。
たとえ勝っても決勝戦には出られないお前たち!
日程の関係で1年前から分かっていたことだ。
しかし、最後まで練習に集中し 少しでも良い結果を残し
伝統というものを必ず、下級生たちに残してほしいと・・・・
みんな(3年生)は、この話をどう聞いたのだろうか・・・・

そして、この日 晴天に恵まれた。
スタンドに1人、また1人佐日側に集まってくる。
今までそろって応援している姿を見たことが無かった。
消えそうな火の伝統を守ってくれたらしい大学生になったOB達
いつも支援してくれている日大OB渡辺氏
監督の婦人を含むご家族
出場機会が無くても応援に来てくれた保護者会の人たち
監督の教え子たち
臨時コーチ関係者
合宿に同行してくれた生活指導の先生
高い身体能力は持っていたが、2年の時の不慮の疾病で出られない3年生の仲間、そしてその母
沢山の人たちが28人の選手を見つめている。
1年前には想像もつかない。
OBの人たちも言っていた、この場所で俺たちはアップだけしかした事が無かったと。
でも、伝統をつないだのは俺たちだと胸を張っていた。
その通りだと思った。
開始10分前、まるでファイナルのような異常な熱気!
ホイッスル前の審判の方も、この熱気が分かったのだろうか
緊張し手が震えるほどであったらしい。
試合の結果は皆さんご承知の通りである。
この試合の意味を自分は必死に探した。自分を納得させる理由が見つからない。
我子に何と声をかければ良いのだろう。
そして、想う・・・


開始早々からの素晴らしいタックル見ましたか
監督が目指したタックルでは無かったですか?
1年生の2人が頑張ってくれたフォワード
良くなかったですか?
後半、まだ俺は動けるとばかりにフォローする姿、3年生フォワードが
突っ込んでいく姿をどのように見ていましたか?
途中、足を怪我して戦術が狭まりながら必死に
最後まで出続け、キックが前に飛ばなくなっても頑張り責任を感じ泣いてた1年生SO!
君に責任など何も無い?君がこの部にいてくれてよかった。

まるで演武のようなバックスのサインプレー
何度も決まり見れた事、満足していませんか?
身体が壊れそうになっても、この試合が最後と
タフに立ち上がってくるフォワード3年生!
ナイスガッツだったでしょう!
試合に適正ポジションが無くて出れなかった2年生達が
泣きながら戻ってくる3年生に一人一人身体を
ぶつけ健闘を称える姿を見ましたか?
時間稼ぎせず、最後まで逃げずに最初から最後まで
力の限り尽くして戦ったみんな!
自分達のラグビーを貫いた君たち!
チームを代表して主将は、記者の方に言った。「このチームに足りなかったものは 何も無い」
1年半をかけてこのチームは、プライドを持ったのだ。
監督との約束通り、決勝には行けなかった。
この試合を見ていた佐日を応援してくれた皆さんに問いたい。
伝統の一頁は、開けなかったのですか・・・・・・・

後は、2年生・1年生頼みました。
君たちが良き伝統を更に作り上げ引き継げばよい。
3年生が残してくれた、雑草でも花が咲かせられるのだということ。
これから先、ずっと受け継がれる
黒に桜のカラーのファーストジャージの意味なのかもしれない。
伝統に近道は無いのだから・・・・・




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