練習の様子について一報いただきましたので
ご報告いたします。
尚、練習風景画像(携帯電話画像等でも可)撮られているご父兄の方が
おられましたら、blue7sky@kme.biglobe.ne.jpまで是非ご投稿下さい。
※プライベートモードが設定されています。関係者の皆さん
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このブログは、佐野日本大学高等学校ラグビー部を全面的に支援するために立ち上げたブログです。
我が子が、父に言う
「butterfly effect を知ってるか」と
「本当に凄い学説なんだ」と興奮して説明しだした・・・・・
butterfly(蝶) effect(効果)
マサチューセッツ工科大学の気象学の学者であった
エドワードローレンツ氏は1960年代初頭、
コンピュータシュミレーションによる気象モデルの観察をしていた。
1回目で満足のいく結果を得たローレンツ氏は、
計算結果の検証を複数回行い結果の精度を高めるべく、
2度目の数値予測による天気予測を始めた。
普通、人は自然現象において近似的初期状態は、
同じだけの時間経過の中では、似た経過と
似た結果をもたらす事を経験的に考える。
この時、誤差は小さければ小さいほど影響が小さく、
小さな差異は無視できると判断し
微小な誤差を無視したのである。
初期値入力を”0.506127”と入力するところ、
”0.506”と入力してみた。
1万分の1以下の数字を切り捨てたのである。
しかし、近似値を予測していたローレンツ氏にとって
結果は1回目と全く違い異なったものを導き出してしまった。
「ブラジルで1羽の蝶が羽ばたいたとき、
そこから離れた場所であるテキサス州上空では、
トルネードを引き起こす。」という
驚くべき結果を導きだしたのである。
つまり、自然界では蝶の羽ばたきという小さな要素であっても
未来の他の場所に大きな影響を与える以上、
確かな予測は不可能であるということである。
気象学に於いて蝶の観測をすれば、
将来の天候が分かるというものではない。
蝶の羽ばたきであっても、将来の気象に大きく影響を及ぼす要素が
計算上ありうるということである。
この話は
ときに、気象学と異なる経済や人生の教訓として例えられる事がある。
過去に戻って確認できないにしても
私達も、もしかしたら雑にしていた
単純なパスなどの練習や、日常生活の全ての行いの一つ一つが
自分達の未来を大きく変えてしまうほどの
影響があると意識し考えるならば
食事を噛み砕く回数、箸の上げ下げ、
仲間と助け合うこと、困っている人を助けること
何も無駄にすることなど出来ないはずである。
未来の自分に起こる出来事、確かに不確実なことである。
しかし、誰が否定できるのだろうか。
上を目指し、更に人間的な成長を求める
現在の佐野日大ラグビー部に
自分が存在する意味・頑張る意味を
自分に起こるかもしれない、未来への影響に重ね合わせるのである。
我々佐野日大ラグビー部が青空に向かい高らかに叫ぶ
”butterfly effect”
それは、たんに奇跡を待つのでもなく 又、奇跡を起こすことでもない
自分自身に起こる”勝利への必然の方程式”なのである。
4月には、新しい者たちが入部し更に変化を加え
君たちの日々の努力が、予測を超えて
これから始まる1年間
必ず小さなつむじ風が、いくつも大きなトルネードを起こすに違いない・・・
sanichi_rugby