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 知ってほしいラグビー部寮の食事
2014年4月寮生活を始める部員の増加に伴い
オープンしたラグビー部寮”Ellis House”
Ellis Houseでは、念願の補色を含めれば4食用意できる
食堂を完備した施設である。

食事は、こんな方が作られています。
支援者でもある料理長ご夫婦が、住み込みで食事のお世話をしてくれている。
実は、アメリカでの出店経験もある方でグローバルな経験をしてきた人材でもある。
食の世界に生きてきた経験を生かし”和・洋・中”巧みに調理できる方である。
ある時は、レストランのように ある時は、家庭料理を・・・
毎日季節にあった旬の素材を使ったメニューを考えていただいている。
食への拘りを持っているプロフェッショナルであり、寮生活での
部員達のプライバシーには立ち入らないことを心に決め
自分の立ち位置のしっかりした方である。
しかし、風邪などの病気や怪我をしたもの達には、頼まれた訳でもないのに
家での生活と変わらぬ決めの細かい別メニューを
そっと用意してくれるやさしいご夫婦である。

部員の誕生日の月には、善意から食べたいメニューを聞いてくれて、
その部員だけのスペシャルメニューを用意してくれているそうです。
たとえば、関西から来たものには、たまには味噌汁を関西風の味付けにしてくれる
こともある。
うどんが食べたいといえば、きしめんをわざわざ買ってきて、本格的に
乾物から出汁をとり地域の味を、家の味を再現してくれたことも・・・。

初めの頃、肉ばかりではいけないと、旬の焼き魚やホイル焼きを手間暇かけて
作るがさすがに16歳~18歳の部員たち・・・・
おかずにやっぱり肉を食べたい顔をしているのが分かった。
そこで、肉料理を加えることになったが、下準備は倍の時間がかかることになる。
「本当に大変なんですよ」 「でも、寮生活を皆が頑張っているし、
おいしそうに平らげてくれるんで、ついつい私も頑張っちゃうんです。」と
笑いながら話して下さる。

知っていただきたいことが沢山あります。
1、冷凍食品は使用せず、添加物を使わず自然食品で調理しています。
2、食材は無駄にせず週に買ったものは、週の内に使い切るようにしています。
3、佐野市への感謝の気持ちとして、食材は佐野市内で調達しています。
4、毎日、安くて良質な食材(新鮮野菜・納豆等)を市内中から
  自分の足で探し調達しています。
5、フレッシュジュース又は、フレッシュ牛乳を欠かさず用意しています。
6、食塩と言えども良質な物を使用し、味噌や出汁も常に
  手作りで加工品は使いません。
7、ラグビーという競技に適した栄養摂取を考え、適した体格を作るための
  食事を提供しています。

料理長ご夫婦にお会いすると、いつもこんなことを言ってくれています。
ラグビー部の食事を営利目的にしないし、誰一人・一時でも お腹を空かさせることは
絶対にしないと・・・・

ラグビー部のある高校を探している中学生の方々に
少しでもラグビー部員を取り巻く環境が毎年急速に更に良い方向に
変化している様子が伝われば幸いです。